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胃潰瘍・胃炎

胃潰瘍・胃炎とは

こちらのページでは胃潰瘍・胃炎に関する基礎知識や胃潰瘍・胃炎を見つけるために受けるべき検査、発症のリスクを抑えるための生活習慣について解説しています。

胃潰瘍・胃炎に関する基礎知識

それでは胃潰瘍・胃炎の症状や原因について見てみましょう。

胃潰瘍・胃炎ってどんな病気?

胃は食べ物を消化するために胃酸を分泌していますが、同時に胃粘液も分泌しています。これによって胃酸による粘膜の損傷を防いでいます。健康な胃の場合は少しくらいのダメージでも粘膜が修復されますが、何らかの原因で胃酸による粘膜の損傷が進むと胃潰瘍や胃炎を起こしてしまいます。

性別では男性に発症することが圧倒的に多く、実際に男女比率は3対1ともいわれています。

胃潰瘍・胃炎になって生活をする上で現れる弊害・合併症

症状

胃潰瘍や胃炎の主な症状はみぞおちや背中の痛み、不快感、胸やけや吐き気などです。空腹時に痛みが起こる場合が多いのが特徴で、軽い食事を摂ったあとなどは痛みが軽減する傾向があります。

胃潰瘍の初期は症状が激しいため、食事も制限しなければなりません。症状が落ち着けばある程度は食事を摂れるようになりますが、それでも胃の安静と胃酸の分泌を刺激しないように、消化の良い柔らかい食べ物を少量ずつ分けて摂取することが大切です。

胃潰瘍や胃炎を治療しながら生活する上で大事なことは、薬を医師の指示通り服用すること。症状が落ち着いたとしても完全に治ったわけではありません。服用期間をきちんと守ることが正しい治療のポイントです。再発の可能性も考え、定期的に人間ドックなどで検査を受けることをおすすめします。

合併症

主な合併症は出血で、吐血したりコールタール状の黒い便が出たり、めまいや動悸といった貧血症状も現れてきます。まれに出血が大量に起こった場合は頻脈や血圧低下をきたし、内視鏡で止血するなどの緊急的な処置が必要となります。また、穿孔などの重篤な合併症を起こした場合は一刻も早い専門医の治療を要します。

胃潰瘍・胃炎の原因

胃潰瘍や胃炎の原因にはヘリコバクター・ピロリ菌や鎮痛薬の影響、ストレスなどがよく知られています。ヘリコバクター・ピロリ菌はアンモニアや毒素をつくり、胃の粘膜を傷つけます。胃潰瘍では粘膜の傷からウイルスや菌に感染しているケースが多く見られます。粘膜が傷つき感染しやすくなると、胃潰瘍が再発する可能性が高くなります。

また、鎮痛薬は痛みを抑える反面、胃粘膜の血管を収縮させて血流を低下させる副作用が起こる場合があります。血流が低下すると胃粘膜の修復に必要な酸素や栄養分が届かなくなり、修復されないままに。ストレスも同様に胃粘膜の血流を低下させ、胃潰瘍や胃炎の発症を助長します。

胃潰瘍・胃炎を見つけるために受けるべき検査

胃潰瘍・胃炎は主に以下のような検査で発見することが可能です。

X線造影検査(バリウム検査)

バリウムを飲んで身体の向きを変えながらさまざまな部位のレントゲンを撮影する検査です。胃の形や胃壁の状態を観察して胃潰瘍などの有無を調べます。

上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)

いわゆる胃カメラで、ファイバースコープで胃の状態を直接観察します。何らかの病変が見つかると組織の一部を採取し、顕微鏡による検査を行う場合もあります。

ヘリコバクター・ピロリ菌の検査

内視鏡によって採取した組織を調べて、ヘリコバクター・ピロリ菌の存在を確認します。また、内視鏡を必要としない呼気による検査や血液検査も可能です。

胃潰瘍・胃炎を予防するための生活習慣とは

胃潰瘍や胃炎を予防するためには、まずはバランスの取れた食生活が第一です。朝昼晩と規則正しく食事をし、朝食を抜いたり遅い時間に夜食を摂ったりすることは控えましょう。早食いも禁物です。食べ物をよく噛むことで胃の負担を軽減することができます。辛いものや熱いもの、喫煙やアルコールも要注意です。胃酸の分泌を促すという意味ではコーヒーや濃いお茶、脂っこい食べ物なども同様です。

ストレスや過労も胃潰瘍や胃炎の大きな要因になります。いつも時間に追われてイライラしている人や大きなプレッシャーを抱えている人は、きちんと休息を取って上手な気分転換を行うことが大切です。胃潰瘍や胃炎のもっとも有効な予防法は、心身に負担をかけている生活を見直すことといえるでしょう。

普段から食生活や過労といった胃炎・胃潰瘍のリスクファクターを持っている方は、定期的に人間ドックや健康診断でチェックしておくと大きな病気を未然に防げるかもしれません。

監修医情報:
若杉慎司先生
(東京人間ドック
クリニック)
監修医情報 東京人間ドッククリニック    

人間ドック専門クリニックだからこそ、「効率的な検査を実施して短時間の人間ドックを実現したい」と考えている若杉先生。日本外科学会認定医、日本消化器外科学会認定医、日本医師会認定産業医、日本人間ドック学会認定医などの資格を持っています。

監修医情報:
三好勲先生
(東京人間ドック
クリニック)
監修医情報 東京人間ドッククリニック    

人間ドックは受けたら終わりというわけではなく、生活習慣を見直すスタートだと考えているのが、院長の三好先生です。検査当日には詳しい検査を行うのはもちろん、即日で結果のわかる検査は当日にフィードバック。生活習慣を見直すきっかけをつくれるように「ここを直すとこういう結果が出る」と、前向きな生活指導を心がけています。