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【医師監修】前立腺がん

こちらのページでは前立腺がんに関する基礎知識や前立腺がんを見つけるために受けるべき検査、発症のリスクを抑えるための生活習慣について解説しています。

前立腺がんに関する基礎知識

それではまず前立腺がんの症状や死亡率、原因について見てみましょう。

前立腺がんってどんな病気?

前立腺がんとは、男性の生殖機能に関わる内性器(体内にある生殖器官)に出来るがんです。女性にはない臓器なので、このがんは男性だけにしか発生しません。

症状としては、初期はほとんど自覚症状がみられません。がんが大きくなり尿道を圧迫するようになると、尿が出にくい、排尿回数の増加、残尿感などの症状が現れるようになります。尿道や膀胱にまでがんが広がっていくと、排尿時の痛みや尿漏れ、尿や精液に血が混じるなどの症状が見られるようになります。

さらに進行が進んでいくと、血液やリンパ液によってがんが運ばれ骨など他の部位にも転移。そうなると痛みや麻痺が出たり、骨折しやすくなったりなど全身に渡った症状が現れるようになっていきます。

前立腺がんの死亡率

がんの進行段階はステージで示され、前立腺がんの場合はステージ1~4の4段階となっています。大まかに解説すると、ステージ1、2が偶然発見された状態、ステージ3が精嚢まで深く進行した状態、ステージ4が前立腺を超えて他の臓器や骨へ転移した状態です。

前立腺がんは他のがんと比べると進行速度が遅く、5年生存率(診断から5年経過後に生存している確率)はステージ3までは90%以上といわれています。

ただし、ステージ4になってしまうと生存率は激減。統計によって多少差はありますが、60~70%と急激な低下がみられます。進行がゆっくりで生存率が高いからと油断することなく、他のがんと同様に早期発見、早期治療が重要といえます。

参照元:国立がん研究センターがん情報サービス「前立腺がん」
https://ganjoho.jp/public/cancer/prostate/treatment.html

前立腺がんの原因

前立腺がんのはっきりとした原因は分かっていません。肥満、喫煙、食品など要因として考えられる項目について多くの研究が行われていますが、まだ明らかになっていない状況です。ただし、前立腺がんの家族歴、高年齢がリスクを高める要因として明らかにされています。

家族歴とは、家族が前立腺がんになったことがあるかどうかということです。父親、兄弟など身内での発生が確認されている方は、自身にも可能性があると考えリスク管理をするのが望ましいといえます。

高年齢もがん発生のトリガーの1つです。前立腺がんは50歳前後の中高年齢から多く見られるようになります。がん発生には男性ホルモンが関与しており、加齢に伴うホルモン分泌の変化が影響しているものと考えられています。

前立腺がんを見つけるために受けるべき検査

前立腺がんは主に以下のような検査で発見することが可能です。

骨盤CT

骨盤の部分の断面図を撮影することで、前立腺がんの腫瘍を発見することが可能です。がんの腫瘍が前立腺内のどこにあるかというように、前立腺がんそのものはもちろん、前立腺以外への浸潤がないか、リンパ節や骨などへの転移がないかということも調べることができます。

腫瘍マーカー

がん細胞による腫瘍ができると、血液中にタンパク質や酵素などが増えることがあります。腫瘍マーカーでは、がん細胞によって増えた成分を検出してがんのリスクを判定する検査です。前立腺がんではPSAという値が上昇します。

腫瘍マーカーはあくまでがんが発生している可能性を判定するものなので、PSAの値が高かったら精密検査を行います。

前立腺がんを予防するための生活習慣とは

残念ながら前立腺がんは何かを避ければ発生を抑えられるというものではありません。ただし、他のがんと同様に健康的な生活を心掛けることで発生のリスクを低下させられると考えられています。

具体的には、以下の5つの健康習慣の実践を推奨されています。

  • 禁煙をする
  • 過度な飲酒をしない
  • 栄養バランスの取れた食生活
  • 適度な運動
  • 適正体重を維持する

当然といえば当然ですが、過度な喫煙、飲酒はがん発生のリスクを高めます。栄養バランス、適切な身体の管理ができなければ、免疫力低下、自律神経のバランスが崩れてしまいます。

全てを実践しずっと続けるということは難しいかもしれませんが、できるだけ健康な生活を意識することが望ましいです。またこれに加えて、感染症への対策も推奨されています。胃がんや肝がんなどウイルス・細菌感染タイプのがんへの警戒、対応も頭へ入れておくべきでしょう。

がんへの対策は、早期発見、早期治療がベストです。発生のリスクを下げるためにも、健康を意識することが効果的といえます。

監修医情報:
若杉慎司先生
(東京人間ドック
クリニック)
監修医情報 東京人間ドッククリニック

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