東京でおすすめの人間ドックを大解剖!【人間ドックペディア編集部】

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20代男性が受けたい人間ドック

20代は自立した生活をスタートさせたばかり。親元から離れ、食事の面倒はすべて自分で担うことになります。慣れない社会人生活に強いストレスを感じる人も多いでしょう。病気になると誰もが「なぜ自分がこんな目に?」と思うものですが、実はその原因は乱れた食生活やストレス過剰な生活にあることが少なくありません。

とくに現在、日本人の食事は、白米や麺類などの炭水化物と、肉類や揚げ物に豊富な脂質に大きくかたより、野菜などビタミン・ミネラル・食物繊維の豊富な食材の摂取が減ってしまっています。幼いころからそうした食事が当たり前になっていた20代は、生活習慣病を早くに発症するリスクが高いと危惧されています。また、継続的な喫煙によってがんを若くして発症する人もいます。そこで、20代はどんなことに注意して健康管理を行っていくとよいのかをまとめてみましょう。

20代男性に考えられる疾病のリスク

食生活の変化から見るリスク

20代は、学生から社会人になるなど、独り立ちする年代です。一人暮らしになれば、食生活も生活環境も大きく変わることになるでしょう。それまでは親もとで規則正しい生活を送っていた人も、生活スタイルを大きく変えてしまうこともあります。睡眠時間を削って夜遅くまで起きていたり、コンビニ弁当やファストフードなどで食事をすませてしまったりすることは、よくあることでしょう。

また、法律で飲酒が認められるのも20代。お酒の席に参加することも増え、暴飲暴食をくり返す人も多くいます。

喫煙習慣から見るリスク

さらに、20代で問題となるのが、たばこの量が増えること。20代で喫煙を始めると、生涯で肺がんになるリスクは、たばこを吸わない人に比べ、6倍も高くなると報告されています。肺がんのリスクは、1日の本数によっても違ってきます。非喫煙者を1としたとき、男性の場合、喫煙数が1日にわずか1~4本であっても2・5倍、5~14本で3・3倍、15~24本で5・4倍、25~34本で7・1倍、35本以上になると8・1倍にも危険度は高くなるのです。

たばこが起こす病気は、肺がんだけではありません。胃がんや食道がんのリスクを高めるうえ、動脈硬化の原因の一つともなります。

動脈硬化とは、その名のとおり動脈が硬く劣化していく症状で、生活習慣病の一つです。「生活習慣病は中年に起こる病気で、20代の自分には関係ない」と考えている人もいますが、そんなことはないのです。生活習慣病は、喫煙、暴飲暴食、偏った食事、ストレス過多の生活、睡眠不足、運動不足など、よくない生活習慣の積み重ねによって起こってきます。つまり、20代であっても、そうした生活習慣を日常的に繰り返していれば、発症する危険性は高まりますし、将来的に病気の種を身体に植えつけてしまうことにもなります。

とくに動脈硬化は、「サイレントキラー」とも呼ばれ、自覚症状のないまま症状が進んでいきます。硬く劣化した動脈は傷つきやすくなっています。傷のついた箇所には血の塊(血栓)ができやすく、血液の流れを悪くします。この血栓がはがれて流れていき、脳でつまると脳梗塞、心臓でつまると心筋梗塞、肺でつまると肺塞栓を生じさせます。いずれも生命を危険にさらす病です。

また、血管が柔軟性を失っているため、心臓は通常以上の圧力で血液を送り出さなければ、身体のすみずみまで血液を送り届けられなくなります。こうなると心臓にかける負担は大きく、高血圧になるリスクも高まります。現在、高血圧の総患者数は1000万人を超え、高血圧性疾患の年間医療費は2兆円弱になるとされています。日本における大きな社会問題ともなっているのです。

このスタートラインに立っているのが20代です。生涯、大病を起こすことなく健康にイキイキと人生を楽しめるのか、闘病に苦しむことになるのか、どちらの道を自分が歩むのかを決めるのかが、20代という大切な時期なのです。

受けるべき検査項目や頻度とは?

特定健診(メタボ健診)

企業に勤めると、1年に1度、定期健康診断を受けることになります。主な検査項目は、胸部レントゲン検査、血液検査(貧血、肝機能、血中脂質、血糖など)、血圧の測定、尿検査、心電図検査などです。企業の負担で受けることのできる検査ですから必ず受診し、自分の健康管理に活かしていきましょう。なお、企業に勤めていない人でも、健康診断はだいたい1万円強の料金で受けることができます。

CT(コンピューター断層診断装置)検査など、高度な機器を使う検査を受ける必要はまだないと思いますが、喫煙や肥満、暴飲暴食などがある人は、20代半ばを過ぎたら1度、標準人間ドックを受けておくと安心でしょう。標準人間ドックには、男性の場合、基本的な検査に加え、血液検査、胸部レントゲン、胃カメラ、腹部・内臓脂肪CT、腹部エコーなどが含まれます。

なお、「検査を受けたら終わり」では、せっかくの検査結果を生かすことができません。結果な真摯に受け止め、生活習慣を改めていくチャンスに変えることが、病気の種を身体に植えつけないためのいちばんの対策です。

ピロリ菌感染チェック

20代になったら、ピロリ菌感染チェックを受けることをおすすめします。胃がんの99%がピロリ菌感染によって起こってきます。この菌を20~30代までに除菌すれば、男女ともに胃がんをほぼ100%抑制できることがわかっています。現在、ピロリ菌は検査も除菌も健康保険が適応されます。

監修医情報:
若杉慎司先生
(東京人間ドック
クリニック)
監修医情報 東京人間ドッククリニック

人間ドック専門クリニックだからこそ、効率的な検査を実施して短時間の人間ドックを実現。   当日中に検査結果の説明や生活指導が受けられ、その日のうちから病気のリスクを低減するための生活習慣改善が可能です。日本外科学会認定医、日本消化器外科学界認定医、日本医師会認定産業医、日本人間ドック学会認定医。
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