東京でおすすめの人間ドックを大解剖!【人間ドックペディア編集部】

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健診結果の見方

ここでは、人間ドックの健診結果の見方について詳しく解説します。人間ドックは病気の診断に行うものではなく、予防が期待できる少数の疾患に対する簡易的な検査のこと。病院での精密検査とは趣旨も検査方法も違うことを、改めて理解しておきましょう。以下、結果に向き合うときの正しい姿勢と、判定の正しい意味を解説します。

健診結果と向き合う際の基本的な4つの姿勢

各種の判定の意味を理解する前に、まずは人間ドックの健診結果と向き合うときの姿勢について解説します。

「異常なし」イコール「健康」ではない

「異常なし」との判定は、かならずしも「健康」であることを指すものではありません。何らかの自覚症状がある場合には、健診を担当した医師からの助言の有無に関わらず、自らの意志で病院を受診しましょう。

「異常あり」イコール「病気」ではない

「要精密検査」などの判定が出たとしても、かならずしも「病気」であることを指すものではありません。「簡易検査のレベルでは病気の可能性を否定できない」という意味です。病気であるかどうかを診断するためには、専門の医療機関において専門的な検査を受ける必要があります。

通院中の患者は主治医の判断を優先する

何らかの疾患によって治療を受けている患者について、人間ドックでは、その疾病の経過や総合的な状態を判定に加味することができません。よって、通院中の患者が人間ドックを受けた場合には、一般的な基準で数値を見るのではなく、主治医に健診結果を持参して意見を仰ぐようにしましょう。

1回のデータではなく、これまでのデータの推移が重要

単発の健診結果を確認するだけではなく、過去から現在への健診結果の推移を知ることで、自分の健康リスクの傾向を知ることができます。徐々に血液検査の数値が悪化してきているならば生活習慣を見直す等、健診結果の時系列データを基にした行動が望まれます。

各種の「判定」の意味

以下、具体的な「判定」の意味を解説します。「判定」を見る際のポイントは、次の4点です。

  • 基準値からはみ出している項目はあるか?
  • どの項目が基準値からはみ出しているか?
  • 年々数値が悪化している項目はあるか?
  • 数値と生活習慣との関連に心当たりはあるか?

以上の視点を持ちつつ、各項目の「判定」を確認していくようにしましょう。

「異常なし」

今回の検査においては異常が見られませんでした、という意味。今後もこの状態を維持していくために、年に一度は当該項目の検査を受けたほうが良いでしょう。

なお、判定における異常の有無に関わらず、何らかの自覚症状がある場合には自分の判断で病院を受診するようにしてください。

「略正常」

やや基準値をはみ出しているものの、特に心配なレベルではないでしょう、という意味。体質の個人差、生理的な変化、検査の誤差など、病気とは関係ない理由で基準値をはみ出してしまった可能性があります。念のため、次回の検査でも注意して確認してみましょう。

なお、たとえ「略正常」と判定されたとしても、何らかの自覚症状がある場合には速やかに医療機関を受診するようにしてください。

「要経過観察」

すぐに精密検査・治療が必要な状況ではないものの、念のため注意しておきましょう、という意味。一時的な数値の変化の可能性もあるため、次回の検査でも確認してみましょう。何らかの異常であったとしても、日常生活次第で改善する可能性のある段階です。

自覚症状がある場合には、病院を受診するようにしてください。

「経過観察(3ヶ月後/6ヶ月後)」

すぐに精密検査・治療が必要な状況ではないものの、念のため3ヶ月後または6ヶ月後に医療機関を受診して経過を追うようにしましょう、という意味。何らかの異常を生じている可能性があるため、日常生活に注意しつつ状態の改善を目指していきましょう。

「要医療」

健診結果を持参し、早めに医療機関を受診して治療を始めましょう、という意味。何らかの異常が生じている可能性が高いため、精密検査に基づいた適切な治療を受けるようにしてください。並行して、医師の指導にしたがって日常生活に注意し、状態の改善を目指すようにしましょう。

「要精密検査」

健診結果を持参し、早めに医療機関を受診して精密検査の相談をしましょう、という意味。精密検査の結果で異常が確認された場合には、医師の方針にしたがって経過観察または治療を行うことになります。

「治療継続」

すでに抱えている病気の治療を、引き続き継続していきましょう、という意味。受診中の主治医の総合的な管理に役立てるよう、次の受診の際に健診結果を持参してください。

「要再検査」

もう一度検査を受けましょう、という意味。何らかの数値の異常が見られるものの、今回の人間ドックでは、その異常が一時的なものなのかどうかを判断することができません。同じ検査をもう一度受けるようにしてください。

健診結果の見方は以上のとおりです。

過去に人間ドックを受けたことのある方はもとより、職場の健康診断を受けている会社員の方や、自治体の健康診断を受けている自営業者も、今一度過去の健診結果を前に上記の判定の理解を深めてみましょう。

【まとめ】自分の体はみんなのもの。定期的に人間ドックを受けましょう

人間ドックを受けたとしても、すべての病気の可能性を予想することはできません。ただし、年齢とともにリスクが増すとされる血管系障害や癌の早期発見の可能性が高まることは、間違いありません。具体的には、心臓病、脳卒中、糖尿病、腎臓病、各種の癌などのリスクの可能性が予測可能です。

これら病気は、早期発見・早期治療によって改善させることができるもの。逆に、放置すれば死亡のリスクを招くものです。

自分の体は、自分だけのものではありません。家族のものでもあり、職場のものでもあり、友人・知人のものでもあります。改めて健康維持の大切さを深く理解し、定期的に人間ドックを受けるようにしていきましょう。