東京でおすすめの人間ドックを大解剖!【人間ドックペディア編集部】

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40代女性が受けたい人間ドック

「お母さん」「妻」「娘」「上司」「部下」「同僚」。40代になると女性は、いくつもの肩書を持つようになります。それは、周りの人たちに頼られ、必要にされているという証。そうした大切な年代に発症しやすい病気があります。もしも今、大病に冒されたら、「なぜ、きちんと健康管理をしてこなかったのだろう」と悔やむのではないでしょうか。

「毎日忙しく、自分をケアしている余裕がない」と奮闘している女性は多いと思います。でも、年に1回だけ、わずか数時間を検査に費やせば、周りにいる大切な人たちとの未来を築き続けることができるのです。そんな40代女性たちが今、受けておきたい人間ドックの内容を紹介します。

40代女性に考えられる疾病のリスク

今、日本では2人に1人ががんになり、3人に1人ががんで命を落とすと推計されています。がんという病気は、誰もが罹患する可能性の高い病気であり、決して人ごとではありません。

そうしたなかで、もう1つ深刻なデータが浮かび上がってきています。がん患者の3人に1人が働く世代(15~64歳)とされるなか、がんと診断されたのち、離職する人が4割にものぼるというのです。

職を離れてしまえば、健康上の不安に経済的な不安までが重くのしかかります。しかも、不安からくるストレスは免疫力を低下させ、がんの進行を速めてしまうリスクファクターの1つともされているのです。

とくに40代は、人生のなかでもっとも経済的負担の大きい年代とされています。子どもがいる場合、中学、高校、大学へと進学していくたびに、多額の費用がかかることになるからです。子どもが生まれてから大人になるまでにかかる費用は、1人につきだいたい1千万円といわれます。私立の学校に通ったり、塾通いをしたり、習い事をしたりすれば、さらに多くのお金が必要になるでしょう。その大半は、子どもが成長した中学生以降に必要になってきます。それはちょうど、親が40代になるころに重なるのです。

では、がん患者が離職する理由はどんなことがあるのでしょうか。もっとも多いのは、体力の低下があげられます。また、手術にともなう後遺症や抗がん剤治療からくる副作用、慢性的な痛みなども、大きな理由です。価値観の変化や職場の無理解、周囲に迷惑をかけたくないなどの理由をあげている人も多くいますが、それ以上に大きいのが、医学的な要因がおよぼす身体的な影響なのです。

しかも40代の女性は、家庭においても、職場においても、地域においても、かなめとなるポストにいることが多いでしょう。もしも闘病で、かなめとなる役割を果たせなくなったら、後悔と不安と寂しさとで、どうにもならない思いに押しつぶされそうになるのではないでしょうか。

こうした人生における最大のリスクを回避するためには、どうしたらよいのでしょうか。食事や生活習慣を改めることも大事です。それと同じくらい必要なのが、定期的に検査を受けることです。40代女性が罹患しやすいがんは、早期に発見できれば治療が軽くすむものが多いのです。体力を落とす心配や、抗がん剤治療に苦しむこともないので、すみやかに職場復帰できることが少なくありません。

40代女性に必要な検査をまとめて受けることのできる人間ドックならば、医療施設によってかかる時間は異なるものの、半日から1日で終わります。それだけの時間を持つことで、家族とのあたたかな時間や生きがい、仕事、お金、そしてこれからも続く健康な未来を失わずにすむのです。

実際に人間ドックを毎年受けているAさん(42歳)は、「検査を受けるのはおっくうだなと思うけれども、検査で異常が見つからなければ大きな安心を手にできる。たとえ異常が見つかっても早期の段階で治療できるという安心も、検査のおっくうさにはかえがたいものです」と話します。また、キャリアウーマンとして会社の重要ポストにつくSさん(48歳)は「人間ドックで乳がんが見つかりましたが、とても早期に発見できたので、数日間の入院ですみ、つらい薬物療法も受けず、すみやかに職場にもどれました」と語ってくれました。

受けるべき検査項目や頻度とは?

乳腺エコー(乳がん検診)

センサーを乳房に当て、超音波を使って乳腺を画像化します。5mm程度の小さなしこりから診断でき、良性か悪性かという性質もある程度わかります。乳がんは、腫瘍径が2cm以下であれば乳房温存手術を選択できる可能性が高くなります。40代後半に乳がん罹患のピークがきます。2年に1度の乳がん検診を国は推奨していますが、母親や姉妹に乳がんの人がいる場合には、1年に1度受けておくとよいでしょう。

マンモグラフィ検査

乳がんの検査にはマンモグラフィ検査もあります。微細な石灰化の段階で腫瘍を発見できるメリットはあるのですが、欧米人と比べて脂肪が少なく小ぶりな日本人の乳房や、乳腺の発達した若い女性の乳房では、腫瘍を見つけにくいという点があります。検査では、乳房を撮影台の上に乗せ、圧迫して薄く伸ばし、X線写真をとります。そのため、痛みを感じることがあります。国は2年に1度の受診をすすめていますが、乳がん検診には乳腺エコーのみを行う人間ドックも出てきています。

子宮頚部細胞診(子宮頚がん検査)

膣のなかの状態を医師が診察する「内診」を行い、子宮や卵巣の状態を確認します。そのうえで、綿棒やヘラで子宮頚部を軽くこすり、細胞を採取します。この細胞を顕微鏡で観察すると、良性か悪性かがわかります。子宮頸がんとわかった場合、子宮頚部の表面を薄く切除する「円錐切除」という手術が行われます。早期発見できれば、切除部分を薄くできますが、発見が遅くなると切除部分も厚くなり、子宮にまでがんが広がっていると子宮を摘出する必要が出てきます。こうしたことを防ぐためにも、年に1回受診しておくことが大切です。

経腟超音波検査

経腟超音波の機械を膣内に挿入し、子宮や卵巣などの異常や病気を調べます。これによって子宮内膜の状態、筋腫の有無や大きさ、腫瘍の有無を診ます。また、卵巣の大きさや嚢腫(のうしゅ)、腫瘍の有無も診ていきます。40代になると、子宮体がんや卵巣嚢腫、卵巣腫瘍など、発見が遅れると命にかかわる病気が多くなります。この検査も年に1回は受診しましょう。

上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)

上部消化管とは、食道と胃、十二指腸をさします。「胃カメラ」と一般に呼ばれるこの検査では、口もしくは鼻から内視鏡を挿入し、上部消化管に異変がないか調べます。先端に内蔵されているビデオカメラで、画像をモニタで観察し、写真を撮ります。検査の時間は約10分程度です。口から挿入する胃カメラは吐き気をともなうため敬遠されがちでしたが、鼻から挿入する経鼻内視鏡ならば、嗚咽感も少なく、声も出せるので、検査中のコミュニケーションも可能です。

胃がんは原因がヘリコバクターピロリ菌に99パーセントあり、除菌によって予防できます。ただ、40代になると除菌しても約1割が胃がんを発症することもわかっています。胃カメラで発見できる胃がんや食道がん、咽頭がんなども早期発見できれば、予後のよい病気です。年に1回の受診をおすすめします。

腫瘍マーカー

腫瘍とは、体内の細胞が突然変異して増殖し、しこりになった状態のものです。良性と悪性があり、がんは悪性の腫瘍です。身体のなかに腫瘍ができると、健康時にはあまり見られない特殊な物質がつくられ、血液中に分泌されることがあります。この血液中に見られる物質が「腫瘍マーカー」です。この検査では、採血によって腫瘍マーカーを測定します。主にがんの進行のぐあいや治療の効果を調べる際に使われます。

監修医情報:
若杉慎司先生
(東京人間ドック
クリニック)
監修医情報 東京人間ドッククリニック

人間ドック専門クリニックだからこそ、効率的な検査を実施して短時間の人間ドックを実現。   当日中に検査結果の説明や生活指導が受けられ、その日のうちから病気のリスクを低減するための生活習慣改善が可能です。日本外科学会認定医、日本消化器外科学界認定医、日本医師会認定産業医、日本人間ドック学会認定医。
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