口コミ評判が良いクリニックの人間ドックを徹底リサーチ
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糖尿病は血糖値をコントロールするインスリンが十分に働いていないがために、血糖値が上昇してしまう病気です。網膜症や病腎症、精神障害などの合併症状が出て苦しいだけでなく、脳梗塞や心筋梗塞などのリスクも高まります。
糖尿病の検査には大きく分けて以下の3つがあります。
健康な人であれば朝食前の血糖値が1日の中でもっとも低いと言われています。早朝空腹時血糖検査は前日の夕食以降食事をしていない空腹の状態で血糖値を測定する検査方法です。
血糖値が126mg/dL以上である場合は糖尿病の疑いがあるとされています。
食後から時間を決めずに血糖値を測定する検査方法です。この検査で血糖値が126mg/dL以上という結果が出れば糖尿病の疑いがあるとされています。
10時間以上絶食し、血糖値を測った後、糖液(ブドウ糖75gを水に溶かしたもの、もしくはデンプン分解産物相当量)を摂取して30分、1時間、2時間後の血糖値を測定する検査です。
2時間後の血糖値が200mg/dL以上あれば、糖尿病の疑いがあるとされています。
糖尿病検査によって、血糖値が測定できることはおわかりいただけたかと思います。血糖値によって「正常型」「正常高値」「境界型」「糖尿病型」という4つの区分で判定されます。
「正常型」は文字通り血糖値が正常であることで、糖尿病の疑いはありません。「正常高値」は血糖値が正常であることを示しますが、正常よりは比較的高いため注意が必要です。
「境界型」は糖尿病の疑いはないものの、正常型よりも血糖値が高い状態。将来糖尿病になるリスクが高い、黄色信号の状態です。これ以上進行しないように生活指導を受けることが重要です。
「糖尿病型」は糖尿病の疑いが濃厚。再検査で同様の結果が出た場合には糖尿病と診断されます。すみやかに適切な治療を受けましょう。
それでは糖尿病検査の流れについて解説します。
※この流れは一般的な人間ドックのものです。クリニックによっては異なる箇所がありますので、詳細は受診されるクリニックにお問い合わせください。
随時血糖検査では特に食事制限はありません。
早朝空腹時血糖検査や75gOGTTは前日夕食以降の絶食をする必要があります。食事を取ってしまうと血糖値が変動して正常な検査結果が得られないので、必ず指示に従ってください。
いずれも血液検査によって血糖値を測定します。75gOGTTの場合は1回採血した後に糖液を飲んで、それ以降複数回検査を行います。
人間ドック専門クリニックだからこそ、「効率的な検査を実施して短時間の人間ドックを実現したい」と考えている若杉先生。日本外科学会認定医、日本消化器外科学会認定医、日本医師会認定産業医、日本人間ドック学会認定医などの資格を持っています。
人間ドックは受けたら終わりというわけではなく、生活習慣を見直すスタートだと考えているのが、院長の三好先生です。検査当日には詳しい検査を行うのはもちろん、即日で結果のわかる検査は当日にフィードバック。生活習慣を見直すきっかけをつくれるように「ここを直すとこういう結果が出る」と、前向きな生活指導を心がけています。
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