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頻度

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こちらのページでは人間ドックは何歳から受けるべきか、年代別で人間ドックを受ける頻度やポイントについて解説しています。

そもそも何歳ぐらいから行くべき?

日本人間ドック学会では、人間ドックの対象年齢は20歳からとしています(※)。たしかに20歳以上になると飲酒や喫煙する人も多くなります。今は健康でも、思わぬ病気が隠れている危険性も考えられるので、人間ドックを受けるに越したことはありません。

会社に勤めている場合は毎年の定期健康診断を受けている人も多いでしょう。しかし、労働安全衛生法で定められている健康診断の検査項目数は決して多いとはいえないのが現状です。

人間ドックは会社の健康診断とは異なり、幅広い病気を総合的に調べることができます。食生活の変化による肥満の増加など生活習慣病の若年化も進んでいますので、病気の早期発見のために人間ドックを若いうちから受けることは非常に有用といえるでしょう。

たとえ異常が見つからなかったとしても、将来的な病気のリスクを指摘されることは決して少なくありません。若さに任せて生活習慣が乱れがちな人であればなおさらです。

また、中高年の人は積極的に人間ドックを受診するべきです。健康に自信があったとしても、自覚症状がないままに深刻な病気を抱えている場合もあります。自分の身体の状態を早い段階で把握しておきたいと考えるのであれば、人間ドックを受けておきましょう。

※参照元:日本人間ドック学会
https://www.ningen-dock.jp/public/faq

20代での頻度

20代はまだ病気のリスクは低いので、会社や自治体の健康診断でも十分というケースが多いでしょう。しかし、近年では食事スタイルの変化によって20代でも生活習慣病のリスクが高まっています。お酒やタバコをはじめたという方もいらっしゃるかと思いますので、大丈夫だと思っていても病気のリスクはゼロとは言い切れません。

女性の場合は子宮がんにかかるケースもありますので、子宮がん検診を受診することをおすすめします。

20代であれば年に1回健康診断を受けて、心配であれば人間ドックを受けるという形で良いかと思います。

30代での頻度

30代も1年に1回は健康診断を受けましょう。20代と比較すると徐々に生活習慣病やがんのリスクが高まってきますので、2年に1回くらいは人間ドックを受けるのがおすすめです。特に飲酒や喫煙する方や、最近太ってきたと感じる方は一度人間ドックで病気のリスクを調べてみましょう。

がんのリスクに備えて、胃カメラ検査や、女性の場合は子宮がん・乳がん検診を受けることをおすすめします。

40代での頻度

40代になると糖尿病などの生活習慣病やがん、肝機能の低下などのリスクが大幅に高まります。若い頃からの生活習慣の影響が出やすい時期でもあり、今まで健康だったのに急に病気になったり、命を落としてしまったりする人も少なくありません。

1年に1回人間ドックを受けることをおすすめします。実際に40代になると人間ドックを定期的に受けている人の割合も多くなります。

50代での頻度

50代は40代以上に生活習慣病やがんのリスクが高まります。50代以上の方は1年に1回の人間ドックは習慣にすることが望ましいです。また、一般的な人間ドックの他に、オプションで脳や心臓、骨などに異常がないか、がんやリウマチなど気になる部位を重点的に検査することも必要になってきます。

喫煙者の方は肺がんのリスクが高まるので肺がんの検査を、肥満気味の方は糖尿病の検査を受けるなど、ご自分の生活スタイルや懸念事項に合わせて検査項目を選びましょう。

なぜ人間ドックは定期的に受ける必要があるのか

たとえば今年の人間ドックで「異常なし」のお墨付きをいただいたとします。しかしながら、どんな人でも1年後の同じ時期まで「異常なし」が続くとは限りません。なぜなら、人間の体は刻一刻と変化しているからです。

この変化を知ることこそ、人間ドックの大きな目的の一つ。小さな変化が、2年後、3年後には大きな変化になっているかも知れません。病気の早期発見・早期治療を目指すためには、たとえ「異常なし」であっても、人間ドックは定期的に受けるべきです。

定期的に受けることで、がんの早期発見に役立つ

がんは、ある日突然に重症化する病気ではありません。がん細胞が定着してから病院で「がん」と診断できるまでに、約1~2年の期間がかかります。あるいは、早期がんが進行がんに進展するまでに、通常は2~3年の期間がかかると言われます。

緩やかに進行する性質を持ったがんを早期発見するためには、毎年1回、定期的に人間ドックを受けるべきでしょう。

40歳を超えたら毎年受けたほうが良い

個人差はあるものの、多くの人は、40歳を超えた時点から様々な病気のリスクが急激に高まります。がんはもとより、生活習慣やストレスの影響による血管障害(動脈硬化・脳卒中・心筋梗塞など)が増えてくるのも、40歳を過ぎたあたりからです。

たとえ健康診断で「異常なし」であったとしても、40歳を超えた方には、毎年1回の定期的な人間ドック受診をお勧めします。

検査結果に応じてオプションも定期的に受ける

人間ドックの検査結果に応じ、医師に相談のうえ必要なオプション項目も定期的に受けるべきでしょう。標準コースとは違いオプションの場合は、異常がなければ2年に1回、3年に1回などのペースでも構いません。

なお、年齢とともに確実に悪化していくことがわかっている症状(骨粗鬆症など)は、たとえオプションであっても毎年受けることをお勧めします。

次はいつ受ければいいのか

人間ドックは、会社の健康診断とは違って強制ではありません。自分で受診のペースを決めることができます。受けない、という選択肢もあります。

しかしながら、自分の体の状態を客観的に知るためには、人間ドックを受けるしか方法がありません。たとえ自覚症状がなくとも、何らかの病気が進行している恐れがあります。

人間ドックの検査結果の説明を受ける際には、医師に「次はいつ受ければ良いのか」をしっかりと確認しましょう。加えて、オプションなども含め「どんな項目を受ければ良いのか」も相談してください。自分で分からないことは、専門家に相談するのが一番です。

人間ドックを受けないことによるデメリット

人間ドックを受けなかった場合、どういったデメリットがあるのか考えてみましょう。

病気の発見が遅れる

病気があったとしても、検査を受けなければ発見が難しくなるだけでなく、悪化するリスクも高まります。

会社の健康診断を受けているから大丈夫、ということにはなりません。そういった健康診断は生活習慣病にフォーカスを当てていることがほとんどで、高血圧や糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病は発見できても、重大な病気についてはわからないことも多いのです。

たとえば、がん。初期のがんは自覚症状がほとんどなく、気がつかないうちに進行してしまうことも少なくありません。

人間ドックは生活習慣病だけではなく、がんのように深刻な病気を発見することにも着目しています。会社の健康診断よりも詳しく全身を総合的に調べるので、がんを早期に発見できる可能性も高まります。会社の健康診断だけで安心せずに、定期的な検査のために人間ドックを受診すべきです。

将来的な治療による負担

もし病気の発見が遅れて症状が進行してしまったら、それだけ治療に時間もお金もかかってしまいます。人間ドックに要する時間と費用を惜しむあまりに病気の発見が遅れ、結果としてそれ以上の負担を強いられることになりかねません。

人間ドックは通常の健康診断よりも高額ですし、時間がかかるというデメリットもあります。しかし、近年では半日で終えられるコースや受ける検査を選べるリーズナブルなコースなども増えてきています。将来的な治療による肉体的・精神的・経済的な負担を考えると、今のうちに人間ドックを受けておくのが望ましいでしょう。