口コミ評判が良いクリニックの人間ドックを徹底リサーチ
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人間ドックは健康保険の対象外となるため、1回の検診で高額の費用がかかります。そのため、人間ドックを受けるのをためらってしまう人も多いはず。そんな方のために、人間ドックの補助金についてまとめています。負担金額を減らして人間ドックを受けたい方は必見です。
人間ドックは40代だと年に2回、50代では年に1回の受診が推奨されています。ただし健康保険が適用されていないので、人間ドックの受診は自己負担になってしまいます。
とはいえ、検査を受けることで健康状態や病気の早期発見、生活習慣病の予防、通常は気付かない異常を発見することが可能ですので、なるべく受けておきたいものです。人間ドックにはいくつかの種類があり、オプションの有無に応じて多少金額は増減します。一般価格は以下の通りです。受診する施設によって価格は異なりますので、目安として参考にしてください。(2018年編集チーム調べ)
人間ドックの項目は受診する施設やコースによって異なります。検査項目を追加することで大きく費用が変動しますので、検査したい項目を含めたトータルの金額で見てみましょう。
「検査項目をたくさん入れすぎて高価になってしまった」ということがないように注意してください。
人間ドックにかかる費用は自己負担ですが、補助金制度を利用すれば負担額を抑えることができます。
人間ドックの補助金制度を用意しているのは、市区町村や健康保険協会、民間保険会社など。どの団体の補助金制度を利用できるかは住んでいる場所や所属している協会、会社などによって異なります。
また、市区町村の補助金制度では市の国民健康保険に加入している・満30歳以上などの条件があるケースがほとんどですし、そもそも人間ドックの補助金制度を用意していない団体もあります。
そのため、まずは自分の住んでいる市区町村や加入している健康保険協会、民間保険会社などで人間ドックの補助金制度を用意しているかをチェックしましょう。
補助金制度を使ってどのような補助を受けられるのかは団体によって異なります。人間ドックにかかった費用のうちの2分の1(上限金額設定あり)を負担してくれる場合もあれば、一律の金額設定がされている場合も。
また、標準的な人間ドックコースのみを補助金の対象としている場合もあれば、脳ドックや宿泊ドックも補助金の対象としている団体もあります。
このように補助金制度を利用できる条件だけでなく、補助金額や対象となる検査なども異なるため、補助金制度を利用する際は内容をしっかり確認しておきましょう。
加入者の多い協会けんぽ(全国健康保険協会)では、加入者が生活習慣病予防検診を受けた場合の費用を補助する制度を用意しています。協会けんぽ(全国健康保険協会)の受給資格は受診対象年齢を満たす加入者(ご本人)のみ・年内1回限りです。
生活習慣病予防検診では血液検査や尿検査などの一般的な検査から呼吸機能検査やX線検査、胃の検査や大腸検査、婦人科検査など標準的な人間ドックコースと同等の検査を受けることができます。
補助金制度を利用することでたとえば一般検診なら自己負担額は最高5,282円(2023年度 ※税込)。そのほかにも付加検診や乳がん検診などのオプション検査にも制度を利用できるため、自己負担額を抑えながら充実した検査を受けられるでしょう。
検査を受ける医療機関はエリアによって複数ございますので、協会けんぽの公式サイトでご確認ください。
東京海上グループが提供する東京海上日動あんしん生命では、加入者向けに人間ドックや脳ドック、がんPET検診の優待サービスを用意しています。
優待サービスでは人間ドック等を受ける医療機関をあんしん生命が紹介してくれるほか、検査にかかる通常料金の約5~20%程度割引となる料金での利用が可能。ただし割引の有無・優待割引額・割引率は、医療機関・検査内容により異なるほか、専用コールセンターから予約をされた場合にのみ適用です。健康保険組合や共済組合の補助金制度といったほかの割引サービスとは原則併用不可です。
優待サービスを受けるための詳細な条件等は公式サイトに記載されていますので、利用を検討する方は公式サイトをチェックしてみてくださいね。
補助金制度を利用する際に気をつけたいのが「申請のタイミング」です。
団体が指定する医療機関で人間ドックを受けること・対象となる検査を受けること・年齢など対象者となる条件を満たしていることなどももちろん大切です。
ただ、補助金申請が必要なタイミングは補助金制度を設けている団体によって異なります。たとえば補助金申請をおこなってから人間ドックの予約をおこなう場合もあれば、人間ドックの受診後に補助金申請をおこなう場合もあります。
いずれにしても補助金制度の詳細に記載されていますので、利用する補助金制度の条件等と共に申請の流れもしっかり確認しておきましょう。
東京都には人間ドックの補助金制度を設けている市や区が多くあります。利用条件や補助金額、申請の流れなどはそれぞれ異なるため、詳細については該当する市区町村の公式サイトをチェックしてみてください。
ここでは、東京で人間ドックの補助金制度を取り入れている自治体の制度を紹介します。※時期によっては要件や助成金額等に変動がある可能性がありますので最新の情報は各自治体の公式サイトをご確認ください。
人間ドックを受ける当日の年齢が20歳以上で、以下の項目に該当する方が助成金の対象となります。
受診料の半分で、1万円が上限
特になし
受信日の翌日から1年以内が申請期間となります。
参考:府中市公式HP(https://www.city.fuchu.tokyo.jp/kenko/kenko/josei/docjyosei.html)
人間ドックを受ける当日が満30歳以上の多摩市国民健康保険者で、助成金を申請するときに納期限が到来した分の国民健康保険税を完納している方です。対象となる人間ドックは以下となっています。
2万円が限度で受診料の半額を助成
令和3年4月から翌年3月まで※令和3年3月31日までの受診分については、受診料の2分の1に相当する額、ただし上限2万円
参考:多摩市公式HP(http://www.city.tama.lg.jp/0000003081.html)
人間ドックの助成対象者は以下のとおりです。
助成金の金額は要件によって異なります。
日本人間ドック学期が定める1日ドック基本検査項目をすべて満たすもの | 2万円(2万円未満の場合は、受診費用と同額) |
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特定健康診査または後期高齢者医療健康診査の検査項目をすべて満たすもの | 1万円(1万円未満の場合は、受診費用と同額) |
申請は保険年金課に直接申請してください。
参考:武蔵村山市公式HP(https://www.city.musashimurayama.lg.jp/kurashi/hoken/koukikourei/1004948.html)
人間ドックの助成対象者は以下のとおりです。
23,000円(受診料が23,000円未満の場合は、受診料と同額)
参考:東大和市公式HP(http://www.city.higashiyamato.lg.jp/index.cfm/31,44882,327,526,html)
人間ドックの補助金を受ける資格のある人は以下の通りです。
助成金額は要件によって異なります。
受診料の半額(ただし、2日以上滞在する場合は30,000円、それ以外の場合は2万円に制限されます)
人間ドックを実施する医療機関
参考:清瀬市公式HP(https://www.city.kiyose.lg.jp/kurashi/kokuhonenkin/kokuminkenkouhoken/1003686/1003687.html)