口コミ評判が良いクリニックの人間ドックを徹底リサーチ
公開日: |更新日:
たばこには200種類以上の有害成分が含まれています。特に有名な有害成分は「一酸化炭素」「ニコチン」「タール」です。摂取し過ぎると動脈硬化を促進させ、慢性気管支炎や肺がんを引き起こすとされています。このページでは、血中一酸化炭素濃度測定の検査方法や、測定結果で疑われる病気についてまとめました。
体内にどれだけ一酸化炭素が残っているか、血中一酸化炭素濃度測定の検査を行なうと、かんたんに濃度の数値を知ることができます。測定に使用する機器によって検査の手順に少し違いはありますが、吐いた息を調べることには変わりはありません。
今回は一酸化炭素ガス分析装置「マイクロCOモニター」の検査方法について紹介いたします。
血中一酸化炭素濃度測定を受けることで、体内にある濃度を測定することができます。
0~3ppm | 非喫煙者 |
---|---|
7~10ppm | 要注意範囲 |
11~15ppm | 喫煙者 |
16~25ppm | 頻繁にたばこを吸う喫煙者 |
26~35ppm | 常習的な喫煙者 |
36~50ppm | 極めて常習的な喫煙者 |
51ppm以上 | 危険なほど常習的な喫煙者 |
たばこを全く吸わない方の一酸化炭素濃度が0~3ppm程度なのに対して、喫煙者は約2倍の11~15ppm。自動車の排気ガスや黄砂にも一酸化炭素は含まれていますが、法律で定められている大気汚染の上限値は10ppm程度に留まっているため、たばこを吸うだけで大気汚染の上限以上の一酸化炭素を体内に残してしまうことが数値から見て取れます。
1日に吸っているたばこの数が一緒でも、吸い方によって一酸化炭素の濃度が全く違うことがあります。それは、たばこを吸いこむ深さが原因です。例え本数が一緒でも、浅く吸う人よりも濃く吸う人の方が一酸化炭素の摂取量が増えてしまいます。
一酸化炭素濃度が濃いと、さまざまな病気にかかる恐れがあるため注意が必要です。
たばこが原因でかかるおそれのある病気の一例を紹介します。