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腹部の疾患

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人間ドックでは、腹部の疾患について早期発見が期待できます。では、下腹部の病気としてどんなものがあるのか、事前に知っておけば予防にもつながるのです。

人間ドックが腹部疾患の早期発見につながる

人間ドックは腹部疾患全般の早期発見に役立ちます。例えば腹部超音波検査は腹部検査の代表的な検査方法ですが、肝臓、胆のう、すい臓、腎臓などのさまざまな疾患の早期発見が期待できるのです。他にも、腹部大動脈瘤や胸水、脾嚢胞性腫瘍やリンパ節肥大、また、子宮や膀胱についても条件次第ではチェックできます。

腹部検査で見つかりやすい疾患

腹部の超音波検査で見つけられる疾患として、肝障害、腎炎、胆石などが挙げられます。他にも、動脈瘤、脂肪肝やガン、ポリープなども比較的、発見されることが多い疾患です。脂肪肝や胆石、腎結石や慢性肝炎の治療を受けている場合、その経過をチェックするためにも検査が行われます。

肝障害

肝臓の機能が障害されている状態です。血液検査などで見つかりやすく、肝障害が起きている場合、結果の数値で異常値が見られます。多くの場合、肝炎、アルコールや薬剤を長期に渡って飲んだり使用したりする人で見つかることがほとんど。他にも自己免疫の異常により、肝障害が起きている場合もあります。

アルコールや炎症が肝臓にダメージを与えると、肝細胞が壊れ、徐々に繊維質が増えるケースも。慢性化すると、肝硬変や肝不全などにつながります。

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腎炎

腎臓にある糸球体が炎症を起こし、たんぱく尿や血尿が出るような病気全般を総称したのが糸球体腎炎です。急性~慢性まであり、急性は比較的、子供に多いのですが、成人、高齢者でも見られます。

発熱を伴うことが多い扁桃やのどの炎症が治まったあと、一定期間後(約1~2週間後)に血尿やたんぱく尿が出る症状です。ただし、目視できないことも珍しくありません。また、むくみ、高血圧、全身の倦怠感が生じるといわれています。慢性の場合は、原因不明なことも多く、症状もさまざまです。

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胆石

胆石は胆のうや胆管でコレステロールやビリルビンなどの成分が固まり、石ができる症状です。コレステロール、ビリルビン単体、または混ざったタイプや、カルシウムが混ざっているなどさまざまなタイプの胆石があります。

目立った自覚症状がないケースに加え、進行すると右側の肋骨の下辺りやみぞおちが痛むことがあります。右肩や背中、中には腰痛やへその上辺りが痛むケースもあるようです。ただし、胆嚢炎や、胆管に石が詰まって生じる胆管炎が起きた場合、激しい腹痛をはじめ、嘔吐や発熱などが起きる場合も少なくありません。

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動脈瘤

動脈瘤は動脈硬化や血栓などにより動脈が弱くなり、血管の一部分がコブ状にふくらんだ状態です。腹部をはじめ、胸部、内蔵に向かう血管、冠動脈や、手足の動脈、脳動脈瘤が知られています。胸部、腹部の動脈瘤が破裂すると非常に危険なので、人間ドックで早めに見つけて対処することが重要です。

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腸炎

腸の潰瘍や炎症などのさまざまな症状をまとめています。もっとも多いのは細菌やウイルスの感染による腸炎ですが、それ以外にもクローン病や潰瘍性大腸炎といった、原因がはっきりわかっていない病気も数多くあります。腹痛や下痢が続いたり下血がみられたりする場合は、大腸がんの検査と同様に人間ドックで大腸内視鏡などの詳しい検査を受けることをおすすめします。

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胃潰瘍・胃炎

胃の粘膜がただれて胃壁が傷つく胃潰瘍、炎症を引き起こす胃炎について紹介しています。不規則な食生活や過度なストレスを繰り返して胃が痛む場合、胃潰瘍や胃炎にかかっている可能性があります。放っておくと進行して出血などの症状が出てくるだけでなく、ピロリ菌に感染して再発を繰り返す可能性があります。生活習慣を見直しや上手なストレス解消と併せて、胃の状態をしっかり把握しておくことが大切です。

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膵炎

過度なアルコール摂取が最大のリスクとなる膵炎は、働き盛りの男性に多くみられる症状です。発症すると長期間の治療を余儀なくされ、病気と一生付き合わなくてはいけないケースも少なくありません。飲酒や食事に厳しい制限がかかってしまう前に、普段から生活習慣に気をつける必要があります。また、慢性膵炎はがんによる死亡率を高め、特に合併症として膵がんを発症する可能性が高い病気です。手遅れにならないように定期的に健康診断や人間ドックを受け、しっかり自分の身体の状態を把握しましょう。

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がん

がんなどは健康診断ではなかなか見つかりにくいものもありますが、人間ドックの検査なら見つかることも多いです。がんは誰にでもなる可能性がある病気であり、悪性腫瘍と良性腫瘍に分けられます。悪性の場合、止まらない異常な増殖、自律性増殖が特徴です。

他にも、転移して最初とは異なる部分にがん組織を作る、がん細胞が正常な組織に行くはずだった栄養を奪うので体は衰弱します。良性は転移や栄養を奪うことはなく、増殖してもスピードは遅いです。

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人間ドックで検査ができる腹部疾患についてのQ&A

人間ドックでは腹部の疾患について早期発見が期待できます。ただ、不安になることも多いかもしれません。人間ドックでの腹部疾患に関する疑問を紹介します。

腹部だけの検査は可能?

人間ドックを受ける医療機関などによって、受ける検査を選べるところはあります。半日コースや簡易的な人間ドックも選べるため、仕事などでなかなかまとまった時間が取れないという方には選択肢になるでしょう。

ただ、健康チェックや病気の早期発見といった点を考えると、時間はかかってもじっくり診断してもらえるコースを受けたほうが良いでしょう。医療機関の中には検査を効率化させて、複数の検査項目でも滞在時間を短く抑えたコースを設けているところもあります。

監修医情報:
若杉慎司先生
(東京人間ドック
クリニック)
監修医情報 東京人間ドッククリニック    

人間ドック専門クリニックだからこそ、「効率的な検査を実施して短時間の人間ドックを実現したい」と考えている若杉先生。日本外科学会認定医、日本消化器外科学会認定医、日本医師会認定産業医、日本人間ドック学会認定医などの資格を持っています。

監修医情報:
三好勲先生
(東京人間ドック
クリニック)
監修医情報 東京人間ドッククリニック    

人間ドックは受けたら終わりというわけではなく、生活習慣を見直すスタートだと考えているのが、院長の三好先生です。検査当日には詳しい検査を行うのはもちろん、即日で結果のわかる検査は当日にフィードバック。生活習慣を見直すきっかけをつくれるように「ここを直すとこういう結果が出る」と、前向きな生活指導を心がけています。

問い合わせ先:03-5855-0590