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気管支ぜんそく

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こちらのページでは気管支ぜんそくに関する基礎知識や、気管支ぜんそくを見つけるために受けるべき検査、発症のリスクを抑えるための生活習慣について解説しています。

気管支ぜんそくに関する基礎知識

それではまず気管支ぜんそくの症状や原因について見てみましょう。

気管支ぜんそくってどんな病気?

気管支ぜんそくとは、気管支の粘膜に慢性的な炎症が起きることで気道が狭く過敏になり、咳や痰などの症状が繰り返し発作的に起こる病気です。

何らかのきっかけで急に息苦しさを感じ、ゼーゼーといった喘鳴を伴う発作が一般的ですが、慢性的な咳や痰だけの症状にとどまる人もいます。夜間や早朝に発作が出やすいのも特徴です。

気管支ぜんそくになって生活する上で現れる弊害・合併症

気管支ぜんそくの人の気道は慢性的な炎症を起こしています。少しの刺激でも気道が過敏に反応するため、咳や痰、呼吸困難を伴う発作にしばしば見舞われることになります。気管支ぜんそくは放っておくと悪化するため、これまでと変わらない生活を送るためには適切な治療と自己管理が必要です。

発作のきっかけはさまざまですが、冷たい空気を吸ったり掃除をして埃っぽい空気を吸ったりするとひどい咳の発作が起きるケースが多いと考えられます。

気管支ぜんそくは薬物療法が基本になります。症状がなくても毎日使用して発作をコントロールするために気道の炎症を抑える薬や気道を広げる薬を使用したり、発作が起きたときに気道を速やかに広げて呼吸を楽にする薬を使用したりします。

気管支ぜんそくの原因

気管支ぜんそくの原因はさまざまですが、もっとも多いのはアレルギー物質を吸入することで気管支に免疫反応が起きて発症するケースです。ハウスダストやペットのフケ、ダニ、カビなどが代表的なアレルギー物質となります。

また、運動や特定の薬などによって気管支ぜんそくの症状が出ることもあり、原因は単一のものではないと現在では考えられています。

※参考:日本呼吸器学会|気管支ぜんそく
https://www.jrs.or.jp/citizen/disease/c/c-01.html

気管支ぜんそくを見つけるために受けるべき検査

呼吸機能検査(スパイロメトリー)

スパイロメーターという器械を使用して肺活量や吐き出す空気量などを測定する基本的な検査です。気管支ぜんそくの場合はこれらの数値が正常値よりも低くなります。

血液検査

どのアレルギー物質に反応が起こりやすいか確認するための検査です。採取した血液とアレルギー物質を反応させて、アレルギー物質に対する抗体が検出されるかどうかを確認します。

皮膚反応テスト

疑いのあるアレルギー物質の成分を皮膚につけて反応を確認する検査です。腫れやかゆみが出現したら、その物質にアレルギーがあることがわかります。

気管支ぜんそくを予防するための生活習慣とは

呼吸器の疾患すべてに共通することですが、気管支ぜんそくにもタバコは厳禁です。煙が気道の刺激になることは当然ですが、ぜんそくの原因である炎症を悪化させることにもなります。また、タバコはぜんそくの吸入ステロイド薬の効果を損なうこともわかっています。

また、疲労も気管支ぜんそくの大敵です。睡眠不足で疲労がたまると風邪をひきやすくなったり、アレルギーにも敏感になって発作を誘発したりすることが考えられます。睡眠時間だけではなく適度な運動や入浴で質の良い深い睡眠をとるように心がけましょう。ストレスをきちんと発散することも気管支ぜんそくの予防に効果があります。

気管支ぜんそくの気があるのではないかと感じている人は、人間ドックで呼吸機能検査を受けてみるのもいいでしょう。もし疑いがあるようなら、早めに対策を打つことで発作を予防することができます。

監修医情報:
若杉慎司先生
(東京人間ドック
クリニック)
監修医情報 東京人間ドッククリニック    

人間ドック専門クリニックだからこそ、「効率的な検査を実施して短時間の人間ドックを実現したい」と考えている若杉先生。日本外科学会認定医、日本消化器外科学会認定医、日本医師会認定産業医、日本人間ドック学会認定医などの資格を持っています。

監修医情報:
三好勲先生
(東京人間ドック
クリニック)
監修医情報 東京人間ドッククリニック    

人間ドックは受けたら終わりというわけではなく、生活習慣を見直すスタートだと考えているのが、院長の三好先生です。検査当日には詳しい検査を行うのはもちろん、即日で結果のわかる検査は当日にフィードバック。生活習慣を見直すきっかけをつくれるように「ここを直すとこういう結果が出る」と、前向きな生活指導を心がけています。

問い合わせ先:03-5855-0590